私のアトピーの原因、それはまさに「胃腸の弱さ」です。
そんなわけで、現在アトピーに戻らないために気を付けていることは、
「腸内環境を悪くする食べ物を避けること」と「胃腸をいたわる食べ方をすること」です。
私の腸内環境を悪くするもの
まずは自分に合わないものを避けるのが基本です。
私の腸内環境を悪くする食べ物は
まだまだ自分でも気が付いていないものはありそうですが、
ざっと言えるのは
- 油(アマニ油やシソ油は除く)
- マーガリンやショートニングなどの加工油脂
- 小麦粉
- 添加物
- 納豆(これは私が食べ過ぎただけです。食べ過ぎで合わなくなってしまいました)
4の添加物なんて、一言で言っても、色々種類がありすぎて、
これは大丈夫とか、これは大丈夫じゃないとかは全然言えません。
ただ、添加物を避けはじめてからの方がより、調子が良くなりました。
よく見る加工デンプンとか、酸味料、アミノ酸、カラメル色素など……
とにかくなるべく添加物が色々と入っていないものを選びます。
添加物は腸内細菌にも悪影響を及ぼしますし、活性酸素も増やしてしまいます。
私はすぐに調子が悪くなってしまうので、避けられるものは避ける!というのが理想です。
胃腸をいたわる食事
考えてみると、腸の調子は子供の頃からずっと悪かったなぁと思います。
とにかくちゃんと出ていませんでした。
まさかそこに、アトピーを回復させるヒントがあったなんて!考えもしていませんでした。
腸は昔からあんまり良い状態とは言えなかったと思いますが、
「胃もだめだな」と感じるようになったのは子供を産んだ後くらいからです。
胃も弱くなってきたということは、胃にも腸にも、より負担をかけないような食生活をしていかないといけないなぁと思っています。
自分のアトピーの原因が食事だと気が付くまでは、
「アトピーに良いサプリ」とか「アトピーに良い食材」
を探していましたが、現在は
「いかに胃腸に良いか」というのが色々なものを選ぶ判断基準になりました。
今は色々と気を付けて生活しているので、これからすこしずつ書いていきたいと思っています。
毎日の食事にお酢を取り入れる
すっぱいのってあんまり得意ではないのですが、
「お酢」は腸のためにも何らかの形で取り入れるようにしています。
お酢は腸内でとても良い働きをしてくれます。
お酢には、ビフィズス菌のエサになる「グルコン酸」が豊富です。(中略)
お酢に含まれるグルコン酸を大腸に送ってあげることは、善玉菌の繁殖力を高める効果があるのです。(中略)
ビフィズス菌のような善玉菌が大腸内で繁殖していると、悪玉菌は異常繁殖できなくなります。善玉菌優勢に腸内が整うと、短鎖脂肪酸の生成量が高まるからです。
『体と心の疲れが消えていく「滋養食」』 藤田紘一郎 著 より引用
短鎖脂肪酸については以前の記事にも書いています。
私はいつも食べている野菜サラダに、リンゴ酢とエゴマ油をかけて食べています。
うちではいつも内堀醸造のリンゴ酢を使っています。
これは有機リンゴの果汁が含まれているので酸味も穏やかで、他のリンゴ酢に比べてすごく食べやすい!
娘はよくソーダ割りにして飲んでいます。
果汁が入っているので特に他の甘みを加えなくても、美味しいです。
お酢は酸なので、そのまま飲むと、口の中や食道、胃の粘膜を荒らしてしまいます。
原液のまま飲むようなことはしないようにします。
引用した本の中では「酢キャベツ」という食べ方をおすすめしていますが、
我が家の野菜サラダの中にはキャベツの千切りがほぼ毎日含まれています。
キャベツの効能
我が家のキャベツの消費量はかなりのものです。
野菜スープに入れる。千切りキャベツにする。
毎日登場するので、私はいったい今までいくつのキャベツを刻んできたんだろう?という感じです。
前にLINEの楽天パンダのスタンプで、キャベツを笑いながら刻むパンダちゃんのスタンプがあったのですが、それを見た娘が「お母さんみたい!」と言いました(笑)
キャベツは胃腸の健康にとてもよいビタミンUを持ちます。
「キャベジン」という有名な胃腸薬がありますが、その有効成分がビタミンUです。
ビタミンUはキャベツの絞り汁から潰瘍を抑える成分として発見されました。胃酸の分泌を抑え、胃腸の粘膜の修復を助けるとともに、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する作用があります。
『体と心の疲れが消えていく「滋養食」』 藤田紘一郎 著 より引用
まさに天然の胃腸薬という感じでしょうか。
それに加えてキャベツは抗酸化力も高いのです。
胃のためにも腸のためにもキャベツは意識して食べたい野菜です。
なるべく食事の最初に、キャベツを食べるようにしています。
肉や魚には大根おろしを
胃のために、よく食べているのが「大根おろし」です。
大根には消化酵素である「ジアスターゼ」が含まれているので、消化を助けてくれます。
また、「オキシターゼ」という酵素も含まれていて、これは焼き魚のコゲの部分にできる発がん性物質を解毒してくれるとか!
たんぱく質や脂肪の消化を助ける酵素も豊富なので、お肉のつけ合わせにもおすすめなのです。お肉を食べるときに一緒に大根を食べるだけで胃の負担がまるで変わってきます。
『体と心の疲れが消えていく「滋養食」』 藤田紘一郎 著 より引用
お魚やお肉を食べる時に大根おろしが付け合わせについているというのは意味があることなんですね。
胃腸のためにも「大根おろし」の出番が多い我が家です。
それにしても、前書いた「野菜スープ」にしても、千切りキャベツにしても、
大根おろしにしても。刻む、おろす、は結構な作業です。
千切りキャベツ用のでっかいピーラーも持っているし、
大根おろしも、うちにあるフードプロセッサーでできるようですが、
私はせっかちなので、なんかもう、そういう器具を出しているのが面倒だし、洗うのも面倒。
結局千切りも包丁でダーっとやってしまった方が早いし。
大根おろしも娘に「やってー」と頼んでも、恐々やっているし、大騒ぎするので、
結局ガーッと自分でおろしてしまった方が早くて。
それはもう目にも止まらぬ速さでやります。
昔はできなかったのに。やり続けると何でもうまくなるものです。
それもこれも胃腸のため。日ごろからいたわっておけば、
週末に少々カフェでパンケーキを食べたって、ケーキを食べたって、
そう簡単に調子が悪くなるようなことはありません。
今回引用した本です。取り入れやすい食事のしかたがたくさん紹介されています。