健康オタクまっしぐら
食事を見直し、アトピーが良くなってからというもの、健康オタクまっしぐらです。
「食事を見直すだけで、こんなに良くなるんだ!」の衝撃。
「今まで食べていたものがどんだけ良くなかったのか!」の衝撃。
そして、「腸内環境、腸内環境って言うけど、本当にそうなんだ!」
「痒いところが無い!!」の衝撃。
30年あまりずっとどこかしら痒かったのに、それが一切なくなったのです。
食事を見直す前は、スーパーで何かを買うときに、原材料を確認するために
「裏を見る」ということは全くしていませんでした。
あんなに堂々と売っている食品たちが自分の体に悪さをしているとは、
どうもピンと来ないものがあります。
みんな普通に買っているし。みんな普通に食べているし。
やはり、体に不調が出ないと、なかなか見直せません。
いろいろと試行錯誤しながらやってきましたが、
今の私は「植物油」「トランス脂肪酸」「小麦粉」「添加物」など色々なことが気になりだし、極力、そういうものが入っていないものを選ぶ生活になりました。
「気にしすぎていたら、買うものがなくなる!」と思っていましたが、
習慣になってしまえば、意外と大丈夫です。
スーパーやコンビニのパンコーナーやスイーツコーナーは、ただ「立ち寄らない場所」になっただけです。
妥協できるところは妥協する
農薬の本を読んだ後は、普通にスーパーで売っている野菜や果物が怖くなり、
有機野菜とか無農薬のものに全部替えよっかな!と、頑張ったこともありますが
自然食品のお店で、無農薬のキャベツが1個400円とか500円とかするのを見ていると、
「いやいやちょっと待てよ」と思いとどまります。
私にありあまるお金があるなら、そういうものをバンバン買ってもいいのですが、
そういうわけでは無いので、やはりここはほどほどに。長い目で見て、手の届く範囲での健康オタクでいなければと思っています。
基本的に添加物は避けたいですが、ゼロにするのはやはり難しいです。絶対避けたい添加物!とよく言われているものが入っていなければ、買うものもあります。
「健康のためなら死んでもいい!」という本のタイトルを見たことがあるんですが……(本は読んでいないので内容は全然わからないです)なんだか、タイトルを見た時、ドキッとしました。
それでも絶対に買わないマーガリン
添加物や小麦粉が入っていても、娘が食べたがるものがあれば買うこともありますが、
妥協しても、どうしても買いたくないのが人工のトランス脂肪酸を多く含むマーガリンやショートニングなどが使われている物です。
私がアトピーが悪化した時、よく食べていたのがマーガリンやショートニングが入った食べ物でした。
今思うとゾッとしますが、製菓商品の専門店に行き1キロとかあるマーガリンの塊を買ってきて、自分でケーキを作ったりもしていたんです。
コンビニスイーツもよく食べていましたし、朝もパン食。真ん中にマーガリンが入ったロールパンとかも好きでした。
トランス脂肪酸に関しては、研究も進み、絶対に良くない!ということが世界中で叫ばれています。
表示義務があったり、使用そのものに規制がかかっている国もあります。
WHOは「2023年までに世界中のすべての食品から、人工のトランス脂肪酸を根絶することを目指す」と発表をしたということですが、
日本は「日本人は欧米に比べて摂取量が少ない」ということで、今のところ、表示義務もありませんし、トランス脂肪酸に対する対応はとても消極的です。
自分で避けるしかないというのが現状です。
私のアトピーは、マーガリンやショートニングを避けるだけでもかなり軽減したという実感があります。
実感があるので、これだけは今でもどうしても買う気になれません。
健康被害があったということは、私は一般的な日本人よりもトランス脂肪酸を取りすぎていた日本人だったということでしょうか。
外食をするときはあまり気にしないようにしているので、こういったものは知らず知らずのうちに食べてしまっていると思いますから、
家では、確実に避けたいと思っています。
健康オタクの親を持つ子供は??
娘に関しては思うところもあります。
私が食べ物を制限しすぎると、まわりのお友達が食べている物をいっさい食べずに育ってしまうんだなぁということです。
娘が小学校2年生くらいの時、私はカップラーメンを食べたことがない。と言われ、
「そう言われてみればそうだった」と思い、一緒に食べてみました。
(私は小さいころから結構食べていました)
娘はわくわくしながら準備していたのですが、カップラーメンの蓋を全部剥がしてしまいました。「いや!!蓋は半分まで!またお湯入れて蓋するんだから!!」と言うと
「は?なんで?」
そうか……。食べたことがないとこうなるのか……。
今はスーパーに行くと、娘もお菓子やパンの原材料をしっかりチェックするようになってしまいました。
数年前までは娘にはバレないように、コッソリとやっていたんですが(笑)
「お母さんはいったい何を見ているの?」と聞かれ、つい答えてしまい、
今ではスーパーで「お母さん!これは、マーガリン!これはショートニング!はいアウト!」とか言います。まぁまぁな音量の時は、
「ちょっとちょっと!(汗)」みたいな感じになってしまいます。
早く日本でも、健康上こういうものを避けるのは当たり前だという風潮になってくれるとありがたいのですか。
私は子供の頃からアトピーでしたが、食べ物に関してはいっさい気にせず食べていました。毎朝、トーストにマーガリンを塗って食べる生活。揚げ物率も高い家庭でした。
でも、アトピー、喘息、鼻炎(御三家!)がある以外は、命にかかわるような大病はしませんでしたし、大人になって食べ物を改善したら、今は回復することができました。
大人になって避けても間に合ったわけですから、おそらく「ちょっとくらいなら気にすることはない」というのは、その通りなのだと思います。
私はもう人との付き合い方なんかは自分で何とでもできますが、娘はまだまだこれから。
食べ物に関する考え方で友達付き合いが難しくなってはかわいそうだなぁと思います。
娘には友達と遊ぶ時は、もらったものは気にせず食べて大丈夫だよ!とは伝えてあります。「こんなの食べたら体に悪いよ!」なんて言う友達はちょっと嫌だと思いますから。
娘も高学年になり、そういった付き合い方もわきまえてきているようです。
ただ、今のところ娘はアトピーではないですが、肌は弱く、湿疹が出るときがあります。
もしかしたら食べ物に気を付けているから、この程度で済んでいるのかもしれない。とも思うので、やはり食べ物が大事なことは確かです。クラスには花粉症の子がたくさんいるけど、私は大丈夫だよねー。とも言いますし。
幸運だったのは、娘は小学生にしてすでに「意識高い系の女子」な感じが垣間見えるので、
私が小学生の頃なんか、そんなこと、考えもしなかったけどなぁ、みたいなことを考えています。
きれいな人たちの動画なんかを見て、「このモデルさんも小麦粉食べないって言ってる!油も気を付けてるってさ!お母さんと同じこと言ってる!!」
「私もやっぱり食べなくていいやー。グルテンフリーのやつでも十分おいしいよね!」
あぁ。そうですか。
どうも、母親が語るよりも説得力があるらしく、たいそう助かっています。
食べたいと言うものは、ちょっとジャンクなものでも、食べるのも経験と思い、買ってあげることの方が多いですが、
「なんか変な味がする」と言って、2度目をねだられることはあまりありません。