アトピーにはやっぱりグルテンフリー生活!
私のアトピーに戻らない生活の基本は、質の悪い油を取らない事、
そして、小麦粉を食べないグルテンフリーです。
グルテンフリーにすると、スーパーなどで売られているパンやクッキーなどを買わなくなるので、マーガリンやショートニングなどのトランス脂肪酸を多く含む油も自然と避けられるようになります。
ただ、グルテンフリー生活を始めると、難しくなるのが人との付き合い方です。
「私、小麦粉は食べない!」と声高に言ってしまうと、
外食の時に非常に困ることになってしまいます。
私はほとんどの友人にグルテンフリー生活をしていることは話していません。
結婚して、子供もできると、それぞれの生活があるので、友人と食事に行く機会はかなり減りました。でもやはり人と会う時は食事に行くことは避けられません。
何かを食べられない人がいると、お店を決める時に気を使ってしまいます。
友人たちはたぶん
「イタリアンにする?いや、ムム子は小麦粉だめだよね。やめようか。」となります。
私は小麦粉アレルギーではないので、食べてすぐに症状が出るなんてことはありません。
じわじわとアトピーが悪化するだけです。
あくまで健康上、避けているだけなのでこれを友人達にまで強要するのは何だか気がひけるのです。
海外ではグルテンフリーもメジャーになってきていますが、
今の日本では小麦粉を避けて暮らすのはまだ結構、労力と気力がいります。
人からもらうお土産なんかも小麦粉率の高いこと高いこと。
食パン専門店なんかもぞくぞくとオープンしているあたり、自分が時代に逆行しているのかなぁ、なんて気分にもなってしまいます。
家ではグルテンフリー、外では気にしない!
今の私は、家ではグルテンフリー。外ではあまり気にしない。という生活をしています。
友人たちと食事に行くときは、小麦粉もおいしく食べています。
「これ食べたらアトピーが出るかも」というのは、食べているときはいっさい考えないようにしています。たまにしかないことですし、せっかく食べる時は美味しく食べます。
そもそも、私は小麦粉が大好きなのです。
家族で外食する時も、わざわざ小麦粉料理しかない店はさすがに選びませんが、食後にケーキが付いていたら美味しく食べますし、
娘にもグルテンフリーは気にしないようにさせています。
家では食べないので、外では大丈夫!というルールを作っています。
小麦粉で作られた物はやっぱりおいしい!
ただ、危険なのは、小麦粉の中毒性はかなりのもので、食べたら「もっと食べたい!」となってしまいます。外でもほどほどに。は心がけています。
昔はケーキビュッフェなんか大好きで、ケーキとかいくらでも食べられた気がしますが、
今はひとつのケーキを娘と分け合うくらいでちょうど良い感じです。
グルテンフリーでも太る
何となくグルテンフリーってダイエットになるの?という風潮もある気がしますが、
正直グルテンフリー生活がダイエットにつながるとはあんまり思えません。
今まで食べていた小麦粉製品を全部やめて、代用品を食べないのであれば痩せるとは思いますが、それをご飯やグルテンフリーパンとかグルテンフリークッキーに替えると、痩せることはないです。
一時期はグルテンフリーのパンやクッキーを作ることにはまっていて、
自分で作ると、食べ放題だし、ついつい食べ過ぎてしまって、逆に太ってしまう。みたいなこともありました。
グルテンフリーはあくまで、腸を荒らさないために行っています。
小麦粉の害については、どんどん明らかになってきています。
最近では輸入されている小麦粉に発がん性があるという記事も出ました。
私は長年のアトピーから解放されたので、小麦粉の害は体で感じますけど、そうでないとなかなか小麦粉を完全にやめるのは難しいと思います。
小麦粉は昔から食べられてきましたが、現代の小麦は品種改良が進み、昔の物とはだいぶ変わってしまったそうです。
アトピーがない人でも、小麦粉を食べる量は減らした方が体の為には良いと思います。
私も今は外では食べていると書きましたが、アトピーが出てきそうな兆しが見られる時は完全に避けています。