コロナ禍の頭痛でMRI検査。はじめての頭痛外来。
ちょうどコロナ自粛で家にいる時間が増えた頃から、頭痛がするようになりました。
頭痛はこれまでもたまにはありましたが、
こんなにずっと痛いのははじめて。おでこあたりの前側が痛い。
しかも歯も痛いような気がする。
どこの歯が痛いとかいうことではなく、グーンと全体的に鈍痛がするような。
たまに忘れているときもあるんですが、気が付くとやっぱり痛い。
でも痛くてたまらないというほどでもなく、頭痛薬を飲んでも大して変わらない。
そんな状態が3か月以上続いたので、初めて頭痛外来に行ってみました。
頭が痛いってなんか怖いんですよね。一日で治れば良いですけど、こうも続くと、
死なないよね!?って思います。
頭痛外来。行ってみると中学生とか高校生くらいの若い子がチラホラ来ていて、
そうかぁ。若い子も頭痛に悩まされるような時代なのかもなぁ……と思いました。
診察では、「頭痛の期間が長いですね。MRI検査してみましょう。」とすぐに言われました。
そうですよね。頭痛って原因特定が難しいですし、
頭の中で何が起こっているのかはやはり中を見てみないと。
初診ではMRI検査の日程を決めただけでした。
予約票を見せられて、「空いているところにどうぞ」と言われ、
見ると検査予定の人の名前がビッシリ。頭痛い人、本当に多いんですねぇ。
MRI検査って、レントゲンと同じようなイメージなので、てっきり被爆するのかと思っていましたが、被爆はしないんですね。知らなかったです。
後日、MRI検査。10年前くらいにめまいがしたときに撮られて以来、久しぶりのMRI検査でした。
下半身は出たままですけど、閉じ込められる感じが、棺桶やん!って思いました。
検査受ける前に「閉所恐怖症じゃないですよね?」と確認はされますが、
閉所恐怖症だったらこれは本当に怖いと思います。
そして頭の上で鳴り響く大きな音!閉所恐怖症じゃなくても、なんか気持ちが不安定になります。20分くらいはかかったので、結構長いですし。
途中からは能楽堂をイメージして「これは能の鼓の音だ。」と思うようにしていました。
能、実際に見たことはないのでただのイメージですが……。
結果は特に異状なしでした。
頭痛でのMRI検査で本当に異常が見つかる人の割合は少ないそうです。
結果が出て初めて、先生としっかり話しました。なんか、不愛想な感じで、口数も少ない感じの先生でしたが、
頭痛の原因になり得るものの表を見せられました。
①肩コリや首コリ②ストレスなど…。あと4番目くらいに食事という項目もあって。
トランス脂肪酸や添加物とか色々書いてありました。
先生は「えーっと。頭痛の原因はまぁ、こんな感じです。肩コリ・首コリ……」
とリストを①から読み上げ始め……
食事の項目が来たら、「私、こういう食事は避けてます!」って胸を張って言うつもりだったのに、先生は食事の項目だけはなぜかスルー。。
「たまに痛み止めを飲んでるので、出してもらえますか?」とお願いしました。
先生は「どれくらい飲んでますか?」と聞き、
月に2~3回くらい?と答えると、
「耐えられる痛みだったら、あんまり飲まない方が良いですよ。」と言いました。
「やっぱりそうですか??」
「飲むと、代謝は下がるし、免疫力は下がるし、体温も下がる。飲まない方が良いよ。」
おぉぉぉ。良い先生ですね。
普通痛み止めなんて「はーい。痛み止めね。了解!」って感じで出す先生が多いのに。
先生の後ろの本棚には「食事で病気が治る!」的な本がずらっと並んでいるのが見えました。
まぁ一応、薬ももらって帰りました。
結局のところ頭痛の原因は頭痛外来ではわからず。とりあえず頭に異常が無かったということで、良しとしました。
結局、原因は歯??
頭に異常は無かったのですが、やはり痛みは続くので、歯医者にも行きました。
最初の診察では、「そんなに悪いところは無さそう。」という感じだったのですが
一箇所詰め物の下がちょっと虫歯になっているかも
ということでそこの治療をすることになりました。
ところが開けてみると、神経まで達していたらしく……。
「たぶん悪さをしていたのはここだよー!」
と言われました。結局は歯だったらしいです。
歯の痛みよりは頭の痛みの方が強い感じがしたんですけど。
歯の治療をすると前よりは良くなった感じがします。
とりあえず色々検査しただけでも、良くなった気はしてしまいます。
きっとこうやってパソコンに向かってカチカチしているのも良くないんでしょうけど。
家にひきこもっていると、どうしてもこういう時間が増えてしまいます。